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ウイルス性胃腸炎には気を付けましょう。7つの2次感染予防方法の紹介ですが、1つ出来ずに結局、感染しちゃいました。

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去年の暮のこと。

仕事中に携帯が鳴り、着信者の表示が保育園だとドキッとします。

2歳の怪獣が嘔吐39.7度の発熱のため、お迎えに来てくださいとのこと。

ママはお迎えに行けないことは分かっていたので、仕事の調整をして15分後には退社しました。

 

ぐったりしているかなぁと想像しつつ保育園に到着すると、隔離されつつも元気に遊んでました。大人なら完全にダウンし、起きているのも辛いはずの高熱なのに、幼児って意外に平気な時があるんですよね。

 

お布団に嘔吐したので消毒と洗濯のため、お布団はお持ち帰り(自分が汚したものは自宅で洗濯するのが保育園の鉄則)&マザーバッグ一杯の洗濯物&元気な39.7度の息子&早いお迎えにテンション高めのお姉ちゃんを抱えて、帰宅しました。翌日、右腕が久々に筋肉痛になりました。

 

かかりつけの小児科医院で、状況を説明すると「ウイルス性の胃腸炎」いわゆる、お腹の風邪とのこと。その後、内科医院で自分自身の風邪を診察してもらい、子供と自分の処方薬を受け取り、帰宅。

私、お疲れ様でした。

 

大人の重症化

お姉ちゃんが2歳頃にウイルス性胃腸炎(ロタ)に掛かり、2次感染しました。大人は重症化し易く、40度の発熱、下痢が続き、救急病院に入院。

感染リスクがあるため、お風呂付の豪華な個室に5日間お泊りしました。

医療保険って入院5日目から保険金が支給されるんですよね。4日間分は自腹。ビジネスホテルの倍以上のお値段のお部屋にお泊りで、お財布もかなり重症化しました。

それ以来、2次感染しないように気を付けてます。

 

ウイルス性胃腸炎

よく言われる「お腹の風邪」、医学的には変な名称らしいですが。

原因となるウイルスはいっぱいありますが、メジャーな原因ウイルスは「ノロ」「ロタ」「アデノ」ですね。

 

ノロ、ロタは空気中では数週間は生存できるようです。

 (横浜市衛生研究所:ロタウイルスによる感染性胃腸炎について

 

はやり目(流行性角膜炎)の原因でもあるアデノウイルスは空気中で8日前後は生存できるようです。

www.selfdoctor.net

 

ちなみに、インフルエンザウイルスは空気中(環境にも依りますが)では2~8時間程度。意外と短いですね。

発症者が出ると保育園で先生方が室内や備品を消毒をしている姿を見ますが、何もしなくても翌日にはウイルスは生存していないので、消毒なしでもいいんですね。

何も知らないモンペアが騒ぐと大変だからアピールとしてやっているだけかな?

www.city.hiroshima.lg.jp

www.nikkeibp.co.jp

 

2次感染予防

我が家の2次感染予防のポイントは7つ。

  • 次亜塩酸ナトリウムで消毒
  • 消毒スプレーの消毒、手洗い後の消毒
  • キッチンペーパー
  • 使い捨て手袋
  • 使い捨てマスク
  • 専用ゴミ袋
  • 洗濯を分ける

次亜塩酸ナトリウムで消毒

ノロ、ロタなどのウイルスはアルコール消毒では除菌、殺菌できない事は最近、広く知られてきました。除菌、殺菌するために次亜塩酸ナトリウムを使った商品が販売されていますが、家庭用塩素系漂白剤でも作成できます。作り方も簡単に調べられます。

島根県感染症情報:ノロウイルスの消毒方法

 

キッチンペーパー

病院で「感染した人とはタオルは使い分けましょう」と言われますが、感染した人が使用したタオル類をタオル掛けに掛けている事がNGのような気がします。

キッチンペーパーなら厚みがありティッシュより水に強いので、タオルの替わりになります。使い捨てできるので、使用済タオルを掛けておくより衛生的、うっかり汚染されたタオルを使うことも防げます。

 

使い捨て手袋

嘔吐物の処理、オムツの処理をする時は必須ですね。

 

使い捨てマスク

使い捨て手袋と同じく、嘔吐物の処理、オムツの処理をする時は必須です。家族内に感染者がいる間はずっとしています。

健康な時は嬉しい子供からの「大好きチュッ!」は感染している時はとっても危険です。抱っこしていると、いたずらで突然、指を口に入れくる攻撃も防いでくれます。

 

消毒スプレーの消毒、蛇口の消毒

嘔吐物やオムツを処理した後に、消毒のために手洗いしたり、消毒スプレーを手にしますが、ウイルスに汚染された手で蛇口やスプレーのハンドルをうっかり触ってしまうこともあります。

手洗いしたから安心!と思っても、水を出す時に触れて蛇口が汚染されたら、水を止める時に手が汚染されることもあります。

スプレーしたから安心!と思っても、最初にスプレーする時にハンドルが汚染されたら、反対の手をスプレーする時に手が汚染されることもあります。

手洗いの時は蛇口も洗い、スプレーするときは手に少し消毒液を貯めて、ハンドルを消毒してからスプレーボトルを持ち替えてます。

 

専用ゴミ袋

鼻をかんだティッシュ、手洗いで使用したキッチンペーパーなど、感染した人が使用して出たゴミはいつも使っているゴミ箱に捨てるのは感染リスクがあります。

体外で1週間以上は生存できるウイルス達のため、普段のゴミ箱が汚染されしまいます。

コンビニ袋などを専用ゴミ袋として、口は開きっぱなしではなく、口は軽く閉じておきます。1日に数回は取り替えて、ゴミ袋はゴミ収集日まで、部屋ではなく室外に置いてます。

 

洗濯を分ける

幼児のお仕事の1つ「ヨダレは服で拭く」。ウイルス入りヨダレが付いた服と一緒に洗濯すると他の服に感染する可能性があるため危険です。洗濯カゴも分けて、洗濯自体も分けています。

感染症情報センター:ノロウイルス感染症とその対応・予防(家庭等一般の方向け)

 

まとめ

我が家では上記の7つの2次感染の予防をしていますが、残念ながら防げません。ロタ、はやり目、インフルエンザに誰かが罹患すると全員感染し、家庭内パンデミックになります。

しかし、意味のない予防方法を列挙した訳ではありません。少なくとも発症者は1人づつ、同時に発症することは無いのですが、感染性の病気に掛かると1ヶ月間ほどは、家族の誰かが体調不良です。

 

どうしても防げないのは、感染した子供とお風呂に入るから。我が家の2歳児、4歳児は、まだまだ1人でお風呂に入れません。 

子供たちが病気の時はお婆ちゃんに1週間くらい家に来てもらい、面倒を見てもらいますが(ホントありがとうございます)、唯一感染しないのはお婆ちゃんです。

お風呂は私かママが入れますので、毎回、お風呂で感染していると思います。

 

ノロ、ロタのウイルスらは85℃以上の熱湯で死滅しますが、そんな熱いシャワーを浴びたら自分もやられてしまいます。

今度、子供達がウイルス性の病気に掛かり、一緒にお風呂に入った時は、お風呂上がりに全身に消毒スプレーして予防できるか実験してみたいと思います。 

 


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